2006年5月26日(金)「しんぶん赤旗」
三井住友銀
西川前頭取が謝罪
大門氏 「日本郵政社長辞任を」
融資とひきかえに中小業者に金融商品の購入を強要し、業務停止命令をうけた三井住友銀行の当時の頭取である西川善文氏(日本郵政社長)は二十五日、「取引の相手方となられましたお客さまに申し訳ないと思っている」と謝罪の言葉をのべました。参院行政改革特別委員会で日本共産党の大門実紀史議員の追及にこたえました。
大門氏は八日の審議でも、西川氏の責任を問いましたが、西川氏は謝罪をせず、頭取当時、被害が「残念ながら、耳にはいっさい入っていない」などとのべていました。
大門氏は西川氏に「いさぎよく日本郵政の社長もやめるべきでは」と重ねて辞任を求めました。