2006年6月2日(金)「しんぶん赤旗」
国は少子化対策に本腰を
志位委員長
志位委員長は会見で出生率が一・二五になったことについて記者から問われ、「大変深刻で憂慮すべき事態だ」とのべるとともに、「少子化対策で大事なことは国が対策に本腰を入れているというメッセージを若い人たちに伝えていくことだ」とのべました。
志位氏は、ヨーロッパで出生率を盛り返した国々の特徴として、▽均等待遇など労働政策で抜本的な対策▽児童手当をはじめ経済的負担を減らす家族政策▽仕事と子育てが両立できる男女同権政策―などをあげ、さまざまな面から本腰を入れた対策にとりくんでいくことが必要だと強調しました。