2006年6月24日(土)「しんぶん赤旗」
最低保障年金実現早く
年金者組合中央委
全日本年金者組合は二十二、二十三の両日、東京都内で中央委員会を開き、最低保障年金制度確立に向け、運動を強化することを確認しました。
中央委員会では、八百二十三人の新組合員を迎えた埼玉県本部など、この一年間で五千人を増やし、組合員数は七万六千人を超えたと発表されました。
森信幸委員長は、小泉政治のもとで、医療改悪はじめ高齢者は大変な被害を受けており、この怒りを力に変え、最低保障年金制度を早期に実現しようとよびかけました。
岡田勲書記長が運動方針を提案。「最低保障年金制度実現の運動は、署名や地方議会で意見書可決を求める要請、自治体首長との懇談、国連要請行動と全国各地で多彩にとりくまれ、世論づくりに大きく貢献した。憲法改悪や庶民大増税、社会保障改悪に反対する運動と結び、二〇〇七年度中の実現をめざしてとりくもう」と訴えました。
中央委終了後、中央委員全員が厚生労働省を訪れ、最低保障年金制度の実現へ要請しました。