2006年7月5日(水)「しんぶん赤旗」
国会活動は? 日本どう変える?
ネットTV 志位委員長語る
「国会議員としての主な仕事は?」「いまの政界をみて驚いたことは?」――。フルデジタルのインターネット通信社「CV―Mix(シーブィミックス)」の番組で、日本共産党の志位和夫委員長へのインタビューが四日から映像配信されています。(収録は六月二十七日)
インタビューは約十分間。このなかで志位委員長は「私たちは野党の立場ですが、(国会は)政府・与党のさまざまな政治について正面からぶつかりあって議論を交わす場です。当選以来、予算委員会などの舞台で論戦をやってきましたが、そのたびに激しい論戦の切り結びの緊張感、真剣勝負の重要さというのを痛感しています」と国会活動を振り返ります。
そして「現場に足を運んでさまざまな国民の生の声を国政に運ぶ」をモットーにしてきた体験談を語っています。
いまの政界について志位氏は「自民党や民主党には、国政の基本問題についての基本的な考え方、基本的見識、哲学というものがあまりにもない議論が多すぎます。表面をなでた議論が国会で多すぎる」と指摘。教育基本法について、国家が教育という自由な精神の営みにはできるだけ介入しないことを大原則につくられているにもかかわらず、自民、民主両党の議論は国家権力がいかに教育に介入するかの議論になっていると批判しています。
「日本という国をどうしたらいいか」と問われて志位氏は、(1)異常なアメリカいいなりをただして本当の独立国にする(2)国民のくらし第一の経済をつくる――の二点をあげ、それぞれの展望を語っています。
インタビュー映像は「CV―Mix」のホームページから入り、「国会議員カウントダウン79!」にアクセスすると見られます。
ホームページアドレス http://www.cvmix.com/