2006年7月13日(木)「しんぶん赤旗」
男女差別是正へ前進
党国会議員団
女性団体などと懇談
日本共産党国会議員団の男女平等推進委員会(会長・石井郁子衆院議員)は十二日、国会内で女性団体などと懇談会を開きました。
二十団体三十四人が参加しました。
党側は石井郁子、笠井亮、高橋千鶴子各衆院議員、紙智子、小林美恵子、仁比聡平、吉川春子各参院議員が出席しました。
会長の石井議員が、通常国会での教育基本法改悪をめぐる国会内外でのたたかいを報告したほか、各議員が国民投票法案、共謀罪や少年法「改正」、男女雇用機会均等法改定、BSE問題などについての国会審議の模様を発言。秋の臨時国会への決意をのべました。
三月に和解した岡谷鋼機男女差別裁判原告・光岡美代子さんと、四月に和解した住友金属男女差別裁判原告・北川清子さんが報告。たたかいをふり返り、男女差別是正前進の喜びを語りました。
参加者は「教育基本法改悪を許さないと、始めたハンドマイク宣伝は千七百回に。住民の意識の変化を感じた」(新婦人埼玉県本部)、「消費税の免税点引き下げで新規課税業者が増え、医療費が払えないので医者に行けない仲間も出ている」(全商連婦人部協議会)、「女性がたたかいを持ち寄り、話し合い、連帯の輪をつくっていく母親大会を大きく成功させたい」(日本母親大会実行委員会)と運動を交流し合いました。