2006年7月19日(水)「しんぶん赤旗」

閉会中の予算委要求

野党国会対策責任者が一致


 日本共産党、民主党、社民党の野党国会対策責任者は十八日、国会内で会談し、日米首脳会談や主要国首脳会議(G8サミット)などをうけ、小泉純一郎首相の報告と各党の質疑をおこなうため、予算委員会を開くべきだとの認識で一致し、与野党国対委員長会談を開催するよう与党側に申し入れることを決めました。

 野党側は、小泉首相の訪米前の六月二十四日に党首会談を開き、福井俊彦日銀総裁の村上ファンドへの出資問題や米国産牛肉の輸入再開問題、イラクでの航空自衛隊の任務拡大問題、米軍再編問題などで協議し、小泉首相に予算委員会の開会を申し入れていました。

 この日の会談では、野党党首会談以後の政治状況の変化もふまえ、日銀のゼロ金利解除問題などもふくめ、予算委員会を開会するよう与党側にもとめることで各党の国対責任者が一致しました。

 会談には日本共産党から穀田恵二国対委員長が出席しました。


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