2006年8月12日(土)「しんぶん赤旗」
靖国と戦争観共有せず
安倍氏
緒方議員に答弁
安倍晋三官房長官は十一日の参院外交防衛委員会で自身の靖国神社への参拝について、「国のために亡くなった人たちのためにお参りしている。戦争目的を肯定するのとは別」とする一方、「多くの日本国民が靖国神社をお参りしているが、その人たちが(靖国神社の)戦争観を共有しているわけではない。私もその一人だ」と答えました。
日本共産党の緒方靖夫議員は、「靖国神社はあの侵略戦争を正当化する役割を果たしている。政府の要職にある官房長官は、一般国民とは区別して考えるべきだ」と指摘しました。