2006年8月25日(金)「しんぶん赤旗」
政治家のムダやめよ/消費税増税「ええっ」
廃止各界連が宣伝
消費税廃止各界連絡会は二十四日、「庶民大増税、消費税増税を許すな」と東京・新宿駅西口で定例の宣伝と署名の訴えをしました。
「小泉内閣のもとで格差がどんどん広がっています。いっそう庶民に負担をかける庶民増税・消費税増税はとんでもないことです」。宣伝カーからは全商連、年金者組合、消費税をなくす会、保団連、生協労連の代表が、消費税増税の動きを批判しました。
各界連の会員が庶民大増税・消費税増税反対の請願署名を呼びかけました。駆け寄って署名をした男性(61)は、「親せきも住民税が七倍にも上がり役所に抗議に行ったという。このうえ消費税増税はとんでもない」と話します。主婦(29)は「消費税増税を言う政治家に怒りをおぼえます」と憤慨。「国は赤字だというのに国会議員のマンションを赤坂につくるというでしょ。そんなムダをして国民から税金をとるなんておかしい」と訴えます。
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が、社会保障を切り捨てながら、米軍の移転費用を肩がわりする政府を批判、史上最高の利益をあげる大企業や大金持ちに応分の負担を求めようと訴えました。 喫煙コーナーで話を聞いていた不動産会社勤務の男性(50)も「うちらみたいな中小企業は消費税アップはこたえる。今でもお客さんに転嫁しづらいのに、増税は困る」と話しました。