2006年10月12日(木)「しんぶん赤旗」
核実験
参院も抗議決議
「平和解決模索を」全会一致
参院は十一日の本会議で、「北朝鮮の核実験に抗議し、すべての核兵器及び核計画の放棄を求める決議」を全会一致で採択しました。
決議は、北朝鮮の核実験に対し、「全く正当化の余地はなく、我が国は無謀な暴挙を絶対に容認することはできない」と抗議し、北朝鮮がすべての核兵器と核計画を直ちに放棄するよう求めています。
また、政府に対し、北朝鮮が早期かつ無条件に六者会合に復帰するよう促すことを求め、「関係各国と連携し国際連合憲章第七章に基づく措置も含め、国際社会が結束した外交を展開し、平和的な解決を模索すべきだ」としています。