2006年10月23日(月)「しんぶん赤旗」
米国はイラクで「愚かでごう慢」
米国務省高官
【カイロ=松本眞志】米国の外交高官が二十二日、外国メディアに対して、米国はイラクでごう慢さと愚かさを示したと述べました。
国務省中東担当高官のアルベルト・フェルナンデス氏が、カタールのテレビ・アルジャジーラのインタビューで「われわれはイラクでベストを尽くしたが、大いに批判される余地がある。なぜならイラクでの米国の行為には、疑いなくごう慢さと愚かさがあったからだ」と語ったもの。
フェルナンデス氏はまた、宗派主義者の暴力や武装グループの活動を終結させ、イラクの国民的和解を実現するため、米国はアルカイダ以外の武装グループと交渉する用意があると述べました。