2006年12月13日(水)「しんぶん赤旗」
教育基本法改悪法案
与党 あす採決狙う
共産党など阻止へ全力
終盤国会最大の焦点となっている教育基本法改悪法案について十二日の参院教育基本法特別委員会理事懇談会で、自民・公明の与党は十三日の採決を断念し、新たに十四日の締めくくり総括質疑と採決を提案しました。日本共産党と社民党は反対し、民主党は「正式には明日提案してほしい」とのべました。日本共産党の井上哲士議員は「審議は不十分であり、採決は受け入れられない」と主張しました。
日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党四党は同日、国会内で国対委員長会談を開き、政府案阻止のために最後まで全力をあげることを確認しました。
十三日午後には参院教育基本法特別委員会で一般質疑、衆院教育基本法特別委員会では同日午前に安倍晋三首相出席の集中審議が行われます。