2006年12月22日(金)「しんぶん赤旗」
本間税調会長が辞任
首相の任命責任を追及
市田書記局長が会見
日本共産党の市田忠義書記局長は二十一日、政府税制調査会の本間正明会長が辞任したことについて国会内で記者団に問われ、「庶民への負担増と大企業減税の推進役だった人物が妻以外の女性と公務員宿舎に入っていた。こういう人物に税を語る資格はない。辞任は当然」と述べました。
「よりひどいのは安倍首相がそういう人物を任命し、かばい続けたことだ。ワーキングプア(働く貧困層)の問題など国民のくらしはきびしい。そういうことには目もくれない内閣だということがますますはっきりした。(次の通常国会でも)安倍首相の責任を徹底的に追及していきたい」と語りました。