2007年1月7日(日)「しんぶん赤旗」
世界の核兵器なくせ
広島県原水協 被団協
今年初の「6・9行動」
原水爆禁止広島県協議会(大森正信筆頭代表理事)と広島県原爆被害者団体協議会(金子一士理事長)は六日、広島市中区の福屋デパート前で今年最初の「6・9行動」(核兵器廃絶と被爆者援護の署名・募金)の宣伝をしました。
二十人余りで「『核兵器なくせ』の声をアジアと世界に」と書いたビラを配り、国際署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」とカンパを集めました。
大森代表や金子理事長、広島市原水協の中本康雄筆頭代表理事らがハンドマイクで「戦争から平和へ世界が変わりつつある今こそ、核兵器廃絶の声を大きく広げましょう」と訴えました。
爆心地から約一キロの市内電車の中で被爆したという女性(80)=広島市西区=は署名に応じ、「一つ前の電車に乗った女学校の友達三人は行方も分からない。私が生きているのが不思議」と述べ、被爆後の惨状を証言。「こんなひどい目に遭う核兵器は絶対に反対です」と言ってカンパをしました。