日本共産党国会議員団マンション問題対策委員会(委員長・大森猛衆院議員)は十三日、国会内で、全国マンション管理組合連合会の穐山精吾会長をはじめマンション住民や管理組合の役員など約九十人と懇談しました。
大森氏が法案の問題点を指摘し、居住者の立場で建て替えをスムーズに進めるしくみなどを盛り込んだ日本共産党の「見解と提案」について説明。
参加者は建て替え問題に長年取り組んでいる体験を次つぎに語りました。法案が所有者の五分の四以上の賛成のみで建て替えを認めていることについては、「現実にはそれで建て替えができるというものではない。賛成できない人をどう支援するかが大切だ」などの声も。「長期修繕計画に補助をつけるなどマンションを長持ちさせるための具体的提案が必要」との意見も出されました。
瀬古由起子衆院議員(事務局長)は、十五日に法案採決がねらわれるなど国会の動きを報告し、「住民が主人公のマンションづくりをすすめるため、みなさんの意見や提案を今後の審議や政策づくりに生かしていきたい」とのべました。
大沢辰美参院議員が司会をつとめ、穀田恵二、児玉健次両衆院議員、富樫練三、畑野君枝両参院議員が出席しました。
しんぶん赤旗
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