日本共産党

日本共産党の青年支部って?

2000年11月9日(木)「しんぶん赤旗」


 〈問い〉 日本共産党に青年支部という支部が各地でつくられていますが、どういう組織で、どんな活動をするのですか。(京都・一読者)

 

 〈答え〉 日本共産党の青年支部とは、地域や職場ごとに青年党員があつまってつくる支部です。

 現在の党の世代的な構成には、年配層と若い層のあいだに大きなひらきがあり、青年の活力を発揮させる上でこれまでのやり方だけでは難しいという問題があります。そこで、昨年六月の第四回中央委員会総会は、「青年党員を党に迎えいれた場合、その世代の特徴に応じた活動を発展させるために、地域・職場でも、青年独自の支部をつくるという組織形態も、条件に応じて具体化してゆ」くことを決めました。これまでに、全国各地に二百数十の青年支部がつくられています。「仕事で身も心も疲れていたけど居場所ができた」「同世代の仲間といっしょに活動できてうれしい」など、各地で歓迎されています。

 青年支部は、若い党員の集まりですから、共通する要求にもとづいて、のびのびと活動しています。一つは、二十一世紀の日本社会と民主的な政権の担い手になるために、学び、成長することです。東京の青年支部では、いま全党で討議中の第二十二回党大会議案を読んで、「国家独占資本主義って?」「野党らしさとは?」などの疑問も含めて、とことん学んでいます。二つは、切実な要求の実現にむけた運動をひろげ、青年を革新的に結集することです。女性党員から出た職場の人間関係やセクハラの悩みをきっかけに、職場アンケートを始めたり、ゴミ問題や介護・福祉、スケボー場設置など多彩な運動がとりくまれています。総選挙では、「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」もやりました。三つは、党員と機関紙の読者をふやすことです。二十日からの党大会にむけた「党員拡大を重点とした党勢拡大の大運動」では、地方議員とともに青年を訪問したり、「入党のつどい」を開くなどしています。

 民青同盟班の学習や要求実現のとりくみの先頭にたち、新しい同盟員を迎えることにも努力しています。 

(斎)

〔2000・11・9(木)〕

 

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