2001年5月23日(水)「しんぶん赤旗」

 党の後援会はどんな組織?


 〈問い〉 日本共産党の後援会というのはどういう組織で、どんな活動をしているのですか。(長野・一読者)

 〈答え〉 日本共産党後援会は、党と支持者が協力して選挙戦をたたかう基本的組織です。党支部に対応する単位後援会と、労働者、女性、業者、青年など各階層・分野・運動組織にそってつくられる後援会があります。

 後援会の目的と任務は、(1)日常的に日本共産党の支持を広げる、(2)選挙で日本共産党の議員、候補者への支持を広げることです。そのために、党組織が後援会に出向いて党の政策、方針をよく説明して活動への協力を訴え、学習会へ講師を派遣するなど後援会員のみなさんが確信をもって日本共産党の支持を広げられるよう具体的な援助をすることを重視しています。

 日常的な運営は役員会と事務局が中心になります。日常活動は多彩で、全国各地で地域、職場要求実現の運動、後援会ニュースの発行と配布、各種行事―会員の要求や特技にもとづく旅行会、ハイキング、演劇鑑賞、カラオケなど―で親睦(しんぼく)と交流を深め、ビラ折りやビラ配布、ハンドマイク宣伝やポスターはりなどを党と一体になってすすめています。

 自由闊達(かったつ)に党と候補者の魅力を語り支持を広げる日本共産党後援会の役割はますます重要になっています。有権者と直接結びついている党支部に対応する単位後援会を強め草の根から後援会が大きな力をもてば、どんな反共攻撃も打ち破り選挙戦で前進できます。

 後援会は党に期待し党を支持する人はだれでも自由に入ることができます。前回の参院選では比例区と選挙区いずれかで日本共産党に投票してくれた人は九百三十万人、有権者の一割です。後援会を大きく増やせる条件は広がっています。自民・公明の悪政に怒り、本当の「日本改革」を願うすべての人々を後援会に迎え一体となって中間地方選挙、都議選、参院選をたたかい日本共産党の躍進を実現したいと考えています。(鈴)

 〔2001・5・23(水)〕


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