非核の日本、非核の世界
不破哲三
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一、核密約問題が「非核の日本」への焦点となっている
二、日米安保条約と核密約
〔補注〕核密約をめぐる交渉過程の全貌
歴史を捏造した怪文書「藤山・マッカサー口頭了解」
三、核密約下の日米関係史
四、これからが日本の「非核」化の正念場
〔補注〕アメリカの新核戦略と核密約
国防総省が指定した核先制攻撃の対象国
五、「非核の世界」めざし被爆国の声をいまこそ
資料 核密約は日米安保条約の核心をなす構成部分
一九六三年の日米政府間危機と大平・ライシャワー会談
憲法の目から安保改定50年目を考える
――憲法を実現する政治の実現
森 英樹
民主党政権の混迷とゆきづまりを解剖する
小松公生
いま政治を前にすすめる新しい政治の担い手はだれか
高柳幸雄・中祖寅一
座談会
普天間基地の無条件撤去
安保廃棄の世論を多数派に
――普天間基地など全国のたたかいが切り開いた新たな情勢の変化
今井文夫(全労連)
千坂 純(日本平和委員会)
新倉泰雄(米原子力空母の横須賀配備を阻止する三浦半島連絡会)
早坂義郎(安保破棄中央実行委員会)
有坂哲夫(日本共産党国民運動委員会)〔兼司会〕
社会保障拡充へ足を踏み出せない民主党政権
――憲法25条にもとづく社会保障再生の道を考える
谷本 諭
消費税増税へ相呼応する民主、自民、財界
――家計応援による経済危機打開こそ最優先
木口 力
「コンクリートから人へ」の公約に逆行
――「国際競争力」の名で公共事業を推進する民主党政権
高瀬康正
メディアは国民の「知る権利」にこたえているか
―― 一市民に立ち返って見た古巣(メディア)の今
長谷川千秋
座談会 メディアの危機・ジャーナリズム再生の課題
権力を監視、批判する役割からはずれた新聞の現状
金光 奎
新聞産業における経営危機とジャーナリズムの危機
阿部 裕
放送にとってのほんとうの危機とは何か
岩崎貞明
国民にとっての「しんぶん赤旗」の魅力と役割
宮坂一男
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論点
国公法による政治活動規制は違憲
岡田光司
郵政民営化「見直し」は公的事業体としてこそ
山下唯志
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●暮らしの焦点
築地市場の土壌汚染地への移転は許されない
清水ひで子
●文化の話題●
[美術]新潟市美術館のカビ・クモ騒動
武居利史
[演劇]戦争と侵略のもとでの人生を描く
関きよし
[映画]山本薩夫監督 生誕百年
伴 毅
●スポーツ最前線●
Jリーグ 「手を使ったファウル」の克服
和泉民郎
●本棚● 『企業の社会的責任』ほか
●グラビア●
戦後65年目の沖縄
尾崎孝史
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