視覚障害者の生活と権利をまもるために――
日本共産党はお約束します

(点字赤旗、2000年6月号外「視覚障害者の拡充をはかる」より抜粋)(一部変更)


 日本共産党国会議員団は、視覚障害者の生活と権利をまもるために全力をあげています。

 日本共産党国会議員団は、視覚障害者の生活と権利を守ります。国家公務員の点字受験を実現、点字の母子手帳の発行、駅やホームの安全対策、国会の議員会館に点字ブロックを設置させるなど、みなさんの運動とむすんで多くの成果をあげてきました。これまでの国会では、交通バリアフリー法に、「移動の自由は基本的権利である」などを内容とした修正案を提出し、よりよい法律にするために奮闘しました。ひきつづき、次の重点課題の実現のために全力をあけます。

1,後をたたない「駅ホームからの転落・死亡ゼロ」をめざし、必要な人員を確保し、ホームの安全棚を設置するなど、安全対策をつよめます。町によってばらばらで不統一な点字ブロックを、視覚障害者がわかりやすいように改善し統一させます。

2、政府が2003年度から導入しようとしている障害者福祉の利用契約制度に反対し、ホームヘルプサービスなど、必要なサービスが、だれでもいつでも無料または安価な利用料で受けられるようにします。介護保険の重い利用料負担や、サービスの低下をふせぐために、減免制度の創設など国に緊急対策を講じさせます。

3、中途で視力を悪くした障害者の一方的解雇を禁止します。在職中のリハビリの実施など、社会復帰のための施策を拡充します。

4、視覚障害者が普通字を読み書くためのパソコンやソフトの購入にたいして、補助制度を導入させます。障害者のパソコン利用のための公的サポート体制を確立します。

5、障害者雇用率を大企業にきちんと守らせます。あんま・はり・きゅう業おける無免許者をとりしまり、晴眼者の無制限な進出を規制します。病院マッサージの診療報酬のひき上げ、はり・きゅうの保険適用を改善させます。

6、無年金障害者の救斉措置をいそぎ、障害給付の等級基準の改善、障害年金の引き上げをはかります。

7、行政官庁の文書の点字化、録音化、大活字化をすすめ、点字と大活字による選挙公報の発行の義務づけ化など、社会参加、政治参加の保障をすすめます。

日本共産党はこんな党です――「国民が主人公」つらぬく79年の歴史

1、日本共産党は、「戦争反対」「国民主権」を口にするだけで逮捕・投獄され、障害者は「ごくつぶし」とののしられていた時代から、どんな迫害にもめけず、障害者が大切にされる社会、「国民が主人公」の社会をめざしてがんばってきた党です。

2、銀行や製薬業界などの政党への献金が政治をくさらせています。日本共産党は企業献金は一円も受けとりません。憲法違反の政党助成金も受けとりません。だから、だれにも遠慮せず、国民の利益第一につらぬくことができます。

3、日本共産党は、地方でも障害者の要求実現のためにちからをつくしています。その先頭にたつ地方議員は、4443人(2001.6.18現在)で、自民党、公明党をおいぬき、だんぜん第一党。「反対だけが実績」と悪口をいう政党がありますが、これが本当なら、どうして議員数が増えるのでしょうか。住民の立場でつくす日本共産党の活動が、評価されているからです。


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