九州全県巡る
交代でマイク注目されたよ
大分/宮崎
大分/携帯で撮る人も
参院選に向け青年学生の思いを訴え九州入りしていた「全国縦断青年・学生キャンペーン」は二十四日、九州で最後となった大分県に入り、九州全県を駆け巡りました。
大分市と別府市での宣伝行動では、全国最年少の候補者、山下かい参院大分選挙区候補(30)と青年後援会のメンバーが訴えました。
車体全体をきれいな緑色に塗り、イラストの女の子が「憲法9条でいこう!」と大きくデコレーションされた「青年・学生キャンペーン」の大型宣伝カーは、街を歩く若者の注目の的となりました。「なんだこれは」と、携帯電話のカメラで写真を撮っていく人も。
宣伝カーの前では、パルコに買い物にいく若者たちに「あなたはどっち?」のシール投票を呼びかけ。参議院選挙に行くと答えた人は、二十三人中二十一人。今の政治を「いいんじゃね」とした人は三人、逆に「わりぃー(悪い)」は十九人でした。憲法九条も一人を除く全員が「変えるな」にシールを張りました。消費税増税は、十八人が反対、賛成が六人でした。
宣伝カーの上でマイクを握った青年後援会の31歳の女性は、「選挙で一番大事にしたいのは憲法九条です。子どもたちの命が世界のどこかで戦争で奪われています。一つ一つの命が輝く政治をめざすのが日本共産党です」とさわやかに訴えました。
「政党のアイデンティティー(独自性)は必要だ。憲法や若者の雇用のこととか、私たちのような部外者からも共産党は注目されていますよ」と語るのは、仕事でたまたま大分市に来ていたスーツ姿の男性=由布市=。青年たちの行動をしばらく見たあと、「頑張ってください」と声をかけていました。
宮崎/自分の言葉で訴え
「全国縦断青年・学生キャンペーン」が二十三日、宮崎県入りし、「青年の暮らしと平和を守るために、日本共産党の大躍進を」の声を響かせました。
宮崎県内の日本共産党青年後援会員や、ばば洋光参院選挙区候補ら八人が参加。宮崎大学前や中心商店街で、のぼり旗やプラスター、横断幕を掲げ、交代でマイクを握り、自分の言葉で、参院選での日本共産党躍進の必要性を、リレートークしました。
青年後援会代表の馬場さんは「日本共産党は『最低賃金を千円以上に』など私たちの暮らしを守る政策を、たくさん打ち出しています。だから私は、日本共産党を応援します」と訴えました。
ある青年は「日本国憲法、とりわけ九条を守るためには、反戦平和を貫いている日本共産党の躍進が、どうしても必要です」と強調しました。
ばば参院候補は、貧困と格差を拡大させている自公政治を批判し、働くルールの確立など、暮らしと平和を守るために全力で奮闘する決意を表明しました。「参院選で、選挙区では、ばば洋光を、比例では、日本共産党を、大きく伸ばしてください」と訴えました。
行き交う人々が宣伝に注目し、参加した青年たちは、口々に「楽しかった。また、やりたいね」と語り合っていました。
(2007年06月26日,九州版)
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