日本共産党

2002年6月29日(土)「しんぶん赤旗」

有事法制廃案へ全国から 国会行動

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[穀田国対委員長のあいさつ]


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有事法制に反対して議員要請に訪れた人たち=28日、衆院議員面会所

 「有事法制は許さない! 運動推進連絡センター」は二十八日、有事法制の廃案をめざして国会大行動にとりくみました。全国各地、中央二十九団体から約三百人が参加。午前中には五百人近い衆院議員に要請し、午後一時から衆院第二議員会館会議室で開いた決起集会では、廊下にまで参加者があふれました。

 「全住民を対象に、署名はがきつきのビラを新聞に折り込んだら、続々と返信がよせられている」(大阪、福島)、「県下80%の自治体議会で有事法案反対、慎重審議などの決議が上がった。各地方、市民団体からの突き上げの成果」(長野)など、運動と共同の広がりが報告されました。

 主催者を代表して川村俊夫憲法会議事務局長が行動提起。「世論と運動をさらにつよめ、有事法案や医療改悪をきっぱり廃案に追い込み、小泉内閣退陣、国会解散・総選挙をかちとろう」との決意がみなぎりました。日本共産党の穀田恵二国会対策委員長が国会情勢を報告しました。

 参加者は午後五時から都内新宿駅西口で宣伝。署名に応じたカメラマンの女性(21)は、「戦争は基本的にイヤです。若い私たちが傍観者ではいけないと思います。デモがあれば参加したい」と話していました。

 


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