2008年8月3日(日)「しんぶん赤旗」

農協幹部 プランに共感

党農業シンポ 高橋衆院議員が講演

兵庫・丹波


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(写真)220人が熱心に聞き入った農業シンポ。(手前左は)高橋衆院議員=2日、兵庫県丹波市

 日本共産党の兵庫県委員会と丹波地区委員会は二日、「日本農業の再生を考えるシンポジウム」を丹波市内で開き、農家など二百二十人が参加しました。

 高橋ちづ子衆院議員が、党の「農業再生プラン」について記念講演しました。

 「丹波の黒大豆が大好きです」と切り出した高橋さんは、世界の食料危機のもとで「食料は外国から買えばいいという時代はとっくに終わった」として、自給率を50%台に引き上げる必要性を強調。四つの提言を詳しく紹介し、WTO(世界貿易機関)の交渉決裂にふれ、貿易自由化を押しつけてきたWTO農業協定の破たんだと指摘しました。「国民は安全・安心の食料を求め、それにこたえるのが生産者。誇りをもってやっていきましょう」と訴えました。

 シンポでは、JA丹波ひかみの荻野友喜常務理事、有機農業にとりくむNPO「いちじま丹波太郎」の君塚昌俊事務局長、東芦田営農組合の芦田浅巳組合長、保育園前園長の福元孝子さんが発言。荻野氏は「『プラン』の内容は農家の声。声を届ける運動をすすめたい」と語りました。

 参加した農家が苦境を訴え、「一丸となって国会に殴りこみにいこう」と発言する場面もありました。

 瀬戸恵子衆院比例候補があいさつし、金田みねお同候補がコーディネーターをつとめました。



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