2008年9月14日(日)「しんぶん赤旗」
農相資格にかかわる重大問題
汚染米暴言 市田書記局長が指摘
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日本共産党の市田忠義書記局長は十三日、遊説先の大阪市で記者会見し、太田誠一農林水産相が汚染米転売問題を「じたばた騒いでいない」と発言したことについて記者団に問われ、「農水相の資格にかかわる重大問題だ」と述べました。
そのうえで市田氏は、根本には日本が輸入規制を緩和し、米の輸入を義務化したために、輸入米の流通のモラルが崩れたことがある、と指摘。「輸入を規制して日本の農業を基幹産業として育成していくことが大事だ」と述べました。
また、今後の太田農水相の責任については、「まず閉会中審査を行い、国、農水相の責任を明らかにしたうえで、職責を問うていく」と述べました。
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