2003年2月18日(火)「しんぶん赤旗」
【関連記事】
|
日本共産党の市田忠義書記局長は十七日の記者会見で、世界の反戦運動の高まりに対し「イラクが正しいとの誤ったメッセージを送らないように注意しなければいけない」と戦争反対を敵視する小泉純一郎首相の姿勢について、「平和の流れをつくり、大量破壊兵器をなくすためどうするかという国際協調の立場に立たないで、こういうことしか言えない政府は情けない」と批判しました。
市田氏はまた、川口順子外相が同日午前、イラクへの査察継続を求めた国連査察団の追加報告(十四日)に関し「査察の有効性に疑念が生じていることは否めない」と衆院予算委員会で答弁したことについて、「査察団の国連への報告が出て、安保理の多数が査察の継続を言っているときに、『査察の有効性があまりない』とは論外だ」と批判しました。