2005年2月1日(火)「しんぶん赤旗」 北九州市議選全員当選全国的にも貴重な意義市田書記局長が会見
日本共産党の市田忠義書記局長は三十一日、国会内で記者会見し、北九州市議選(三十日投票)で日本共産党候補十人が全員当選をはたしたことについて、「税金のムダ遣いをただし市民の暮らしを守る立場を表明している唯一の党が日本共産党だった。直接的には市政そのものが問われたが、この選挙での前進は、今後の反転攻勢の上で全国的にも貴重な意義を持つ」とのべました。 市田氏は「二大政党づくりの流れを地方でもつくるという大キャンペーンが自民、民主両党からやられるもとでの選挙だった」と指摘。しかし他党は軒並み昨年参院選の比例票を大きく下回る得票で、改選比議席も後退・維持にとどまりました。自民党は得票93%、議席十八から十六、公明党90・6%、同十一から十一、民主党37・9%、同十一から九、社民党96・2%、同五から四となっています。 市田氏は、日本共産党が得票を一・一五倍とし、得票率も前回の12・94%から13・07%へ伸ばしたことを紹介。引き続く一連の中間選挙に全力をあげるとのべました。 関連記事:「10人全員が当選/北九州市議選で日本共産党」 |