しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年2月12日(月)

亡国農政ノーの共同を

北海道 音更町で共産党集い 紙議員が訴え

写真

(写真)紙議員の国会報告に聞き入る人たち=11日、北海道音更町

 北海道の日本共産党十勝地区委員会は11日、「第23回食と農のつどい」を音更(おとふけ)町で開きました。十勝町村会の高橋正夫会長(本別町長)や、小林康雄士幌町長、町議会議長・議員、役場職員、農協関係者ら250人が参加しました。

 紙智子参院議員は安倍政権5年間の農政をどう見るかを問い、家族農業よりも企業化を優先し、食料の安定供給、国土保全などかけがえのない農業の役割を切り捨てる「亡国農政」だと批判。「農業関係者の8割が安倍農政を評価しないと答えています。安倍暴走政治ノーの声を一つにして、党派を超えて農業を守る共同を広げることが大事です」と呼びかけました。

 岡山大学大学院の小松泰信教授が「農業・農村の展望を語る」と題して講演。共産党綱領で「農業は基幹的な産業部門」と位置付けているのは「自分が教えていることとまったく同じ」と述べ、新たな農政のあり方として「地域、農業を支えるプライドを持ち続け、生命のつながりを断ち切る行為は、いかなるものも反対することです」と強調しました。

 立憲民主党の石川香織衆院議員、畠山和也共産党前衆院議員があいさつしました。

 参加者からは「共産党の一貫した農業振興策を評価しています。今後も尽力をお願いしたい。“隠れ共産党員”として応援しています」など期待と感想が寄せられました。


pageup