2018年3月2日(金)
ヒバクシャ国際署名の飛躍を
被災64年 3・1ビキニデー集会
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原水爆禁止世界大会実行委員会と被災64年2018年3・1ビキニデー静岡県実行委員会は1日、静岡県焼津市内で「被災64年2018年3・1ビキニデー集会」を開き、海外代表を含め1800人が参加しました。第五福竜丸の元乗組員と核実験場の被害者が被ばくの実相と核兵器廃絶の願いを語り、運動の発展を訴えました。
主催者あいさつで、静岡県実行委員会の川本司郎さん(静岡県原水爆被害者の会会長)は、「核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶へ歴史的チャンスです」と述べ、「ヒバクシャ国際署名」を飛躍させようと呼びかけました。
世界大会実行委員会運営委員会共同代表の野口邦和さんは、ビキニ事件を契機に発展した原水爆禁止運動の歴史に学び、今日の運動の「大きな高揚をつくりだそう」と訴えました。
第五福竜丸元乗組員の池田正穂さん、大石又七さん、高知県の被災船員でビキニ国賠訴訟原告の増本和馬さんが事件の実相を語りました。マーシャル諸島のブルック・タカラさんは今なお続く放射能被害を訴え支援を呼びかけました。
ビキニデーを跳躍台に「ヒバクシャ国際署名」を飛躍させるなどのアピールを採択。松井一実広島市長、田上富久長崎市長、日本共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎代表、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表のメッセージが紹介されました。