2018年4月14日(土)
加計認可責任大きい
畑野氏 林文科相を追及
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日本共産党の畑野君枝議員は13日の衆院文部科学委員会で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設が官邸主導で進められたことを示す文書を愛媛県が作成していた問題について、林芳正文科相を追及しました。
畑野氏は「認可した林文科相の責任は大きい。文書は文科省にもあるはず。いつまでに公表するのか」と質問。林文科相は、面会記録や個人フォルダも含めて調査中として「(発表は)来週早々」と述べました。
認可をめぐり「行政がゆがめられた」と告発した前川喜平・前事務次官の授業を文科省は執ように調査しました。畑野氏は、背景に自民党の2議員がかかわっていたとして「国家公務員制度基本法の趣旨には『大臣の意に反した官の行動』を排するという趣旨がある。今回の議員と文科省職員の接触は大臣の意に沿っていたのか」とただしました。林文科相は「政務三役に報告・相談すべきだと注意した」と述べ、畑野氏は「意に反していたということだ」と確認しました。