しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月10日(木)

過労死ライン 強いるな

定例国会行動 「働かせ方改悪」撤回求める

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(写真)「安倍内閣は退陣せよ」と声を上げる人たち=9日、衆院第2議員会館前

 定例国会行動が9日、衆院第2議員会館前で行われ、280人の参加者は、「人権侵害のセクハラは許さないぞ。麻生大臣は辞任しろ」「『働き方改革』一括法案は撤回しろ」「安倍内閣は退陣せよ」とコールしました。

 主催者あいさつに立った「全国生活と健康を守る会連合会」の安形義弘会長は、与党などが生活保護の改悪を含む法案の衆院採決や「働き方改革」一括法案の審議を強行したことを批判。「国民の権利を奪う安倍政権に野党と市民の共闘で終止符を打つ時が来た」と語りました。

 全労連の伊藤圭一雇用・労働法制局長は、「働き方改革」一括法案について、「過労死ラインの労働を強いる法案を廃案に追い込む」と決意を述べました。

 全農協労連の砂山太一委員長は農村部で環太平洋連携協定(TPP)への反対が根強いことにふれ、「国民の食料や農業を守るため、国会にTPP11絶対阻止の声を届けよう」と呼びかけました。

 ふくしま復興共同センター、東日本大震災復旧・復興みやぎ県民センターの代表が決意を表明しました。

 日本共産党の山添拓参院議員が国会報告を行い、「民意を聞かず、国会や国民をだまし続ける安倍政権を市民の力で終わらせよう」と訴えました。

 主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体です。


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