2018年5月22日(火)
TPP11必ず阻止
全国共同行動が官邸前抗議
|
市民団体の「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は21日、米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)の批准案・関連法案の強行を許さず、廃案に追い込もうと首相官邸前で抗議行動を行いました。
「暮らしを壊すTPPいらない」「声をあげつづけ、みんなの力で必ず止めよう」との訴えに、参加者は「そうだ」の声やドラムの音でこたえました。
承認案を採決した18日の外務委員会を傍聴していた「TPPに反対する人々の運動」の山浦康明共同代表は、もとのTPP以上に輸入農産物が増大する一方、検疫時間が短縮され態勢が弱まると指摘。「国民生活にかかわる多くの問題があるのに、審議を全く尽くしていないのは許せない」と批判しました。
農民運動全国連合会(農民連)の藤原麻子事務局次長は、農民が田植えなど忙しいなか反対のファクスを国会議員らに送っていると紹介。「承認案を衆院に差し戻させよう」と訴えました。
日本共産党の紙智子参院議員があいさつし「国民にうそをついても平気な安倍政権を辞めさせ、TPPもストップさせよう」と訴えると「それが一番だ」の声があがりました。