2018年5月25日(金)
国会周辺 政権に連日抗議
労働者使い捨て だめ
エキタス
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「働き方改革」一括法案の強行採決に反対する抗議行動が24日、国会正門前で行われました。参加者は、「働いた分の賃金払え」「定額働かせ放題止めろ」などが書かれたプラカードを掲げ、高度プロフェッショナル制度(残業代ゼロ制度)の導入に強く抗議。ドラムの音にあわせて「労働時間で賃金払え」とコールしました。
東京都三鷹市から参加した女性(56)は、いま就職活動中の息子がいるといいます。「子どもたち、そして次の世代に高プロなんて制度を残したくない」と語りました。
抗議を呼びかけたのは、労働問題に取り組んでいるグループ「AEQUITAS」(エキタス)です。
スピーチしたエキタスの山本耕平さんは「高プロは、労働者を使い捨てる制度です」と指摘。全国各地の抗議の声が、与党らによる強行採決を遅らせていると強調。「まだまだやれることはあります。もっと反対の声を広げていきましょう」と訴えました。
立憲民主党、日本共産党の国会議員があいさつ。共産党からは、井上哲士参院議員がスピーチしました。
エキタスは、25日も午後7時半から国会正門前で抗議を呼びかけています。