しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月3日(日)

新潟知事選

官邸の言いなりにならない

池田候補の訴え

 新潟知事選(6月10日投票)で、野党6党派の代表が勢ぞろいした2日午前の街頭演説での池田ちかこ知事候補の訴えを紹介します。


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(写真)訴える池田ちかこ新潟県知事候補=2日、新潟市

 地方の時代と言われています。食料の問題、エネルギーの問題、地方なくして解決できますか。私たちはその力を持っています。

 新潟県の住みやすさは素晴らしいんです。女性の就業率が高い新潟県、働くお母さんの目線に立って、しっかりと支援をしていきたいと思います。どんな家庭に生まれても、教育を受ける権利を保障する。新潟県で始まった新潟県版給付型奨学金を発展させ、子どもたちの学習、学ぶ権利を守っていきたいと思います。

 大きな争点は、原子力発電所の再稼働の問題です。私は柏崎出身、いま課題となっている柏崎刈羽原発の立地地で生まれ育ちました。原発なんかもういらない、原発がなかったら生きていけない、その両方の切ない声をずっと37年間、聞き続け仕事をしてまいりました。

 私だからこそ、できることがある。原発を大推進している安倍政権、首相官邸の言いなりにはならない。「新潟のことは新潟で決める」。私たちの命と暮らしを守るということだけではなく、国のエネルギー政策を変えるべきではないかということを、原発立地県から発信をするということになるんです。

 原発がなくても、この新潟県の地域経済が成り立っていくよう、新たな雇用、産業を生み出すための検討会議をぜひ立ち上げさせていただきたいと思います。女性がキラッと輝く、子どもたちの笑顔が輝く、県民のみなさんが自分らしく輝く、そんな新潟県をご一緒につくっていこうではありませんか。


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