しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年6月17日(日)

カジノ候補地 “計画いいかげん”

大門・辰巳議員ら視察

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(写真)市職員から説明を聞く(右2人目から)清水、大門、辰巳(左端)の各氏=16日、大阪市

 日本共産党の大門実紀史、辰巳孝太郎両参院議員、清水忠史前衆院議員らは16日、維新の府政と市政が一体となって「2025年大阪万博」誘致とセットでカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の誘致を進めている大阪市を訪れ、市の担当者から聞き取り調査を行うとともに、候補地の大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)を視察しました。

 山中智子、小川陽太両大阪市議、山本のりこ市議予定候補らが同行しました。

 大門氏らは経済戦略局や港湾局、環境局、IR推進局からカジノ・IRや万博の誘致など「夢洲まちづくり」の概要、鉄道や道路の整備等について説明を受けました。

 大門氏は「いいかげんな計画だ。カジノのための万博という計画になっている。カジノ誘致を成功させるために万博を計画に入れている。人工島・夢洲の負の遺産をマイナスの方向で打開しようという誤った判断だ」と述べました。

 清水氏は、夢洲の整備計画が進む中で「カジノ誘致の計画が拡大して、複数のカジノの誘致、カジノ面積の拡大で、より多くのカジノ客を持ってこようとするということも否定されていない」と話しました。


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