2018年7月8日(日)
非核化へ作業部会設置
米朝協議 双方で構成、検証
【ワシントン=池田晋】ポンペオ米国務長官とともに北朝鮮を訪問中のナウアート報道官は7日(現地時間)、北朝鮮の非核化達成の取り組みを検証するため、米朝双方の実務者による複数の作業部会を設置したと明らかにしました。ロイター通信が同報道官の同行記者団に対する発言として報じました。
ナウアート報道官は、朝鮮戦争で戦死した米兵の遺骨返還についても北朝鮮側と議論したと説明しました。
ポンペオ長官は6日、米朝首脳会談後初めての高官級協議のため平壌に到着。金正恩(キムジョンウン)国務委員長宛てのトランプ大統領の親書を北朝鮮側に渡しました。金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長との協議は、7日も継続して行われました。