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2018年7月8日(日)

「大雨、耕作に影響」

北海道深川 紙・畠山氏が被害調査

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(写真)状況を聞く紙(中央)、畠山(右となり)の両氏ら=7日、北海道深川市

 北海道の米どころ、空知地方を襲った大雨(2~3日)で、氾濫した石狩川沿いの水田や農地に濁流と土砂が流れ込み、大きな被害を受けました。日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員は7日、深川市に急行し被災農家を訪問、被害状況を調査しました。松原和男市議が同行しました。

 同市音江町で米やソバをつくる松田俊雄さん(68)。「一昨年夏の台風の大雨よりも水は多く、あっという間に押し寄せてきた」といいます。低地にある納屋は1メートルを超える水に漬かり、農機具類は近所総出で持ち出しましたが、肥料などがだめになりました。

 松田さんは「2年前は激甚災害指定で共済金が出たけど、今回も大変。このままでは来年以降の耕作に影響が出る」と不安げです。

 同市納内(おさむない)地域の米農家の男性(80)の水田は、川沿いの田んぼに濁流が押し寄せ、稲が根こそぎ持っていかれ、堤防沿いのあぜ道も跡形もなく流されてしまいました。「例年の大雨は、お盆過ぎで稲刈り間近のころ。稲がまだ育たない時期の大雨被害は初めてです」と語りました。

 紙氏は「今回の大雨被害は広範囲で、党国会議員団が全体を把握し対応します。農家の負担軽減ができるよう参院農水委員会に報告し、早急に対策を取るよう政府に要請したい」と表明しました。


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