2018年7月18日(水)
請求署名が必要数突破
沖縄新基地問う県民投票 目標へさらに
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票の実施を求め、県民投票条例制定を直接請求するための署名集めに取り組んでいる「『辺野古』県民投票の会」(元山仁士郎代表)は17日、県庁で記者会見し、直接請求に必要な最低数を上回る署名が集まったことを発表しました。
直接請求には県有権者の50分の1、2万3172人分以上の署名が必要でしたが、同会が厳密に集計した署名の数は、同日午前10時時点で3万3722人分でした。
署名集めは23日まで。協力する政党・団体、企業、個人が集めている署名で、会がまだ集計してない分もあるといいます。
安里長従副代表は「署名したいけどまだの人に署名の場を提供したいし、さらに署名の上積みをしていきたい。11万5千人分の署名という、会の目標は維持する」と述べました。元山代表は「既に署名を集めている方々にも、最後まで一緒に尽力していただければ」と呼びかけました。
23日以降は、10日以内に市町村別に集めている署名を各市町村の選管に一括で提出しなければならないなどの理由から、集めた署名を25日までに会の事務所に届けてほしいとの告知がありました。会の電話番号は098(951)3655。