2018年7月26日(木)
世界大会成功へ「緊急の訴え」
派遣目標達成へ 最大の奮闘を
日本原水協
8月2日から9日まで広島・長崎両市で開かれる原水爆禁止2018年世界大会。原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は25日、安井正和事務局長名で「目前に迫った世界大会の成功のために 代表派遣目標の達成へ、最大限の奮闘をよびかけます」と題する「緊急の訴え」を発表しました。
世界大会は、諸国政府と世界の反核平和運動の代表が一堂に会し、共同を発展させてきました。その共同の力は、核兵器禁止条約の採択へと結実しました。
「訴え」は、「核兵器廃絶と非核・平和をめぐる激動の中で、世界大会への期待が大きく高まっています」と強調。核兵器禁止条約の採択へと交渉を主導したアイルランド、オーストリア政府の代表が世界大会に参加するとのべ、「こうした期待に応えよう」と訴えています。
また、「被爆国日本の役割を果たすためにも、2018年世界大会の成功は決定的に重要です」とのべ、核兵器禁止条約に背を向け続け、被爆者・国民を裏切っている日本政府の姿勢を批判。安倍政権の異常な強権政治に国民の怒りが全国にひろがっていると指摘し、「新たな国民的共同を発展させる歴史的大会として成功させなければなりません」としています。