2018年10月14日(日)
「まごうことなき日米FTA」
農業協同組合新聞電子版 志位委員長が指摘
農業協同組合新聞の電子版「JAcom」(10月12日)に日本共産党の志位和夫委員長が登場し、先月の日米首脳会談で合意した日米共同声明について「内容はまごうことなき日米FTA交渉開始の合意だ」と指摘しています。
志位委員長のインタビューが掲載されているのは、「許すな!日本農業を売り渡す屈辱交渉」と題する緊急企画のコーナーです。
志位氏は、共同声明の英語の正文などを示し、日米が合意した交渉がFTA(自由貿易協定)そのものであることを示し、日本政府が、ありもしないTAG(物品貿易協定)という言葉をでっちあげて説明してきたことを「非常に卑劣」と批判。日米FTA交渉の開始となれば、これまでTPP(環太平洋連携協定)で譲歩してきた線が出発点になって際限のない譲歩になっていくことは避けられないとして「日本の経済主権、あるいは食料主権、これを丸ごとアメリカに売り渡してしまうような売国的な所業」と強調しています。
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