2018年10月19日(金)
支援学校も先生も増を
大阪 山下氏ら視察 保護者と懇談
日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員と、たつみコータロー参院議員は17日、大阪府立東淀川支援学校(大阪市)を視察し、保護者と懇談しました。
同校は元大阪市立中学校を改修し2015年に市立特別支援学校として開校。16年に府に移管されました。
鈴木克彦校長らが応対。同校の開校で他の支援学校に通学していた子どもたちの通学時間が短縮されました。毎年1割ほど入学者が増加していますが、いまはまだ施設に余裕があります。
障害児教育をめぐって府教育庁は今後10年間で知的障害支援学校の児童生徒は1400人増えるとしていますが新校の建設は600人しか予定していません。今後、同校も含めて過密、教室不足が深刻化する可能性があります。
保護者は、▽エアコンが設置されていてもつけられていない▽施設が支援学校向けでないため安全面やバリアフリーなど不十分な点がある―と訴え。「支援学校に行って“生きる”ということを学び、自分からいろいろしようとするようになった」など子どもの成長を語り「支援学校の設置基準をつくって学校と先生を増やしてほしい」と話しました。
山下氏は「支援学校が子どもたちの発達にとってなくてはならない役割を果たしている。最善の環境を提供することは政治の責任。政治の舞台で役割を果たしたい」と語りました。
清水ただし前衆院議員、石川たえ府議、寺戸月美大阪市議が参加しました。