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2018年10月30日(火)

板門店の非武装化確認

南北と国連軍が検証

 韓国の国防省は28日、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化措置が、「成功的に成し遂げられたことを確認した」と発表しました。南北軍事当局と国連軍司令部の3者は、26、27の両日にかけて非武装化の履行状況について検証を行っていました。

 今回の共同検証は、南北が今月1日から実施した地雷除去作業や火器・弾薬および歩哨の撤収状況、警備人員の調整実態などを点検。3者は、JSA区域内で非武装化措置が忠実に履行されたことを直接、確認・評価しました。

 3者は今後、協議体会議を開き、検証結果を評価するとともに課題について話し合うことにしました。

 さらに、今回の共同検証を契機に、今年9月19日に交わした「軍事分野合意書」の最初の履行措置であるJSAの非武装化が透明性をもち履行された点を確認。今後も「合意」が正常に履行され、JSAの非武装化を通して、JSAが朝鮮半島の平和と和合の象徴として生まれ変わることができるよう、共同の努力を続けることを決めました。(栗原千鶴)


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