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2018年11月2日(金)

辺野古新基地工事再開は許せない

笠井氏会見 「国交相の決定は無法」

 日本共産党の笠井亮政策委員長は1日、国会内で会見し、記者団から、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設工事が再開されたことについて問われ、「民意を無視した工事再開は断じて許せない」と批判しました。

 笠井氏は、新基地建設工事にかかわり、石井啓一国土交通相が、県による埋め立て承認撤回の執行を一時停止した決定は「無法な決定だ」と指摘。「行政不服審査制度を乱用した安倍政権による自作自演は、到底公正な手続きとは言えない」と強調しました。

 笠井氏は、10月31日に野党の国対委員長が一致して岩屋毅防衛相と石田真敏総務相に決定の取り消しなどを申し入れたことに触れ、「工事を中止し、それに向けた作業も中止するということで沖縄県との真剣な話し合いの場を設けるべきだ」と述べました。


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