2018年11月19日(月)
カジノ反対 声大きく 各地で行動
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人文字でアピール 横浜
横浜市の山下公園で18日、「横浜カジノ誘致反対! ヨコハマ市民集会」が開かれました。同集会には約250人が集まり、「横浜カジノはいらない」とシュプレヒコールを上げ、人文字で「カジノNO」を作り、アピールしました。主催はカジノ誘致反対横浜連絡会。
集会には、日本共産党の畑野君枝衆院議員、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、立憲民主党・民友会の真山勇一参院議員が参加しました。
後藤仁敏同連絡会共同代表はあいさつの中で、市民の大多数はカジノに反対していると指摘し、「カジノ誘致を断念させるまで、市長と市議会にカジノ反対の声を届けよう」と呼びかけました。
畑野議員は、カジノ解禁によるギャンブル依存症の深刻化などの問題点を明らかにし、「市民と野党の共闘で、カジノは横浜にも全国にも作らせない、その声を大きく上げていこう」とあいさつしました。
真山議員は、「地元市民が反対しているという声は、カジノ反対で大きな力になる」と訴えました。
共産、立憲民主、社民、自由の各党や無所属議員からメッセージが寄せられ、共産党の古谷やすひこ市議が連帯あいさつしました。
集会に初参加した女性(33)は、「市議選ではカジノ反対の議員を増やしたい」と話しました。
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リズムとりパレード 大阪
「あかんやろ!カジノ」と18日、大阪市の御堂筋で女性パレードが行われました。「女性にっとワーク@おおさか」、「『あかん!カジノ』女性アピール」が呼びかけたもの。カジノに反対する幅広い団体から150人が参加しました。
一人ひとりが赤い風船や赤い色の物を身に着けて参加。替え歌を交え、ドラムや太鼓、タンバリンなどでリズムをとりながら「大阪ええとこカジノはいらん」「カジノより防災対策しっかりしてよ」「愛はないのにあいあーる(IR=統合型リゾート)」とにぎやかにコールしました。
パレードの前に西区の公園で開かれた集会で「『あかん!カジノ』女性アピール」の山口美和子さんは、身内がギャンブル依存症だった体験を紹介し「カジノは百害あって一利なし」と語りました。
協賛団体の代表が経済効果の欺瞞(ぎまん)や誘致予定地の問題を語り、「カジノには賛成できる要素は一つもない」「カジノより暮らし、子育て、中小企業の営業を守れ」と訴えました。