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2018年11月27日(火)

派遣切りで巨利許すな

神奈川労連など日産本社前で抗議

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(写真)女性のメッセージを代読する参加者と畑野氏(左端)ら=26日、日産本社前

 神奈川労連と日産争議支援共闘会議は26日、日産自動車グローバル本社(横浜市西区)前で、争議の全面解決を求めて宣伝しました。

 同社元会長のカルロス・ゴーン容疑者は、会長だった2009年、グループ全体で2万5000人の人員削減を発表し、期間工・派遣労働者8000人を解雇・雇い止めにしました。5人が同社等が団体交渉に応じないのは不当労働行為にあたるとして、中央労働委員会に救済を申し立てています。

 宣伝では、デザイン本部の派遣社員だった女性のメッセージが代読されました。

 女性は、「私たちは何のために解雇され、愛する職場をあきらめさせられたのか。まるで意味がなかった。ごう慢で思いあがったゴーン容疑者の態度に怒りを感じた」と批判。「私たちとの話し合いに応じて、労働争議を解決してください。大企業の代表として恥ずかしくない態度を示してほしい」と訴えました。

 通勤途中の男性(69)=港北区=は、ビラを受け取り「(派遣切りの問題は)政府が(労働法改悪などを)進めてきた結果だ。政府が間違っている」と批判。ゴーン容疑者の問題とともに、政府が向き合う必要があると話しました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員、しいばかずゆき参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、君嶋ちか子県議、横浜市議団の古谷やすひこ、宇佐美さやか、かわじ民夫の3議員が参加しました。


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