2018年11月29日(木)
日欧EPAに抗議
農家を生きていけなくする
全国食健連
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日本と欧州連合との経済連携協定(EPA)承認案が衆院外務委員会で可決された28日夜、農民、女性、医療などの団体や労働組合でつくる「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」は、可決に抗議し、日欧EPAの批准阻止を訴える抗議行動を衆院第2議員会館で行いました。
静岡県農民連の森島倫生会長(畜産農家)は「日欧EPAは農家を生きていけなくするものだ。農業がなければ国は滅びます。地域からしっかり反対の声をあげていきたい」と訴えました。
全日本教職員組合の阿部のぞみ中央執行委員は、「子どもたちに安心・安全な給食を」と運動してきたと報告。地域での地産地消の取り組みを壊すものだと述べ、「EPAが食の安全を脅かすことを広く伝え、批准を止めたい」と語りました。