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2018年12月3日(月)

核兵器ない世界へ

大阪 映画とトークの集い

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(写真)映画上映を交え被爆者や女優が語ったつどい=1日、大阪市

 「核兵器なき世界へ」と、映画上映にトークを交えたつどいが1日、大阪市で開かれ、600人が参加しました。ヒバクシャ国際署名推進・大阪の会などが主催し、被爆者や俳優が思いを語りました。

 森容香・枚方(ひらかた)市原爆被害者の会会長は、5歳のとき広島で被爆した体験を語り「国連で採択された核兵器禁止条約に、なぜ日本の首相は背を向けるのか。悔しい。核兵器廃絶を求めるヒバクシャ国際署名を一筆でも多く集めたい。協力をお願いします」と述べました。

 被爆体験の語り部を描く映画「アオギリにたくして」に出演した女優の斉藤とも子さんは、舞台出演をきっかけに交流してきた被爆者を紹介。「多くの被爆者は自分と同じ苦しみを他の人にも味わわせたくないと思っています」と話しました。

 被爆した病院の医師の手記を参考にしたアニメ「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」の有原誠治監督は「人類は核兵器と共存できない。被爆者の思いを受け継ぎ、核兵器のない世界をつくるため力を合わせたい」と語りました。

 落語家の笑福亭竹林さんが司会を務め、ケイ・シュガーさんがピアノの弾き語り。カナダ在住の被爆者・サーロー節子さんがメッセージを寄せました。


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