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2018年12月9日(日)

非核化へ連携確認

中国主席、北朝鮮外相と会談

米朝首脳会談開催に向け

 【北京=釘丸晶】中国の習近平国家主席は7日、北京を訪問中の北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相と会談しました。両氏は、2回目の米朝首脳会談の来年1~2月開催に向けた調整が進められていることを踏まえて、朝鮮半島の非核化に向けた協力や両国関係の強化で一致しました。

 中国外務省によると習氏は、「今年に入って、朝鮮半島情勢に前向きな変化が生まれ、半島問題が政治解決の正しい軌道に戻った」と指摘。「朝米双方が互いに歩み寄り、お互いの合理的懸念に配慮し、半島の和平プロセスを絶えず前向きに進展させることを望む」と述べました。

 李氏は「北朝鮮は引き続き半島の非核化実現に力を尽くす」と表明し、「半島及び地域の平和・安定について中国側と緊密に意思疎通し、協調したい」と応じました。

 習氏はまた北朝鮮と韓国双方の「関係改善、和解・協力の推進」を「中国はこれまで通り支持する」と表明。中朝両国の外交部門が「引き続き意思疎通を強化し、中朝関係を発展させ、半島問題の政治解決のプロセスを推進するためともに努力すべきだ」と述べました。

 習氏は「来年は中朝国交樹立70周年を迎える」と指摘し、記念活動を契機とした両国関係の発展に意欲を見せ、李氏は「伝統的友好を固め、双方の協力を強化したい」と語りました。


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