2018年12月11日(火)
農業考えるつどい 京都・福知山市
安倍「亡国農政」変えよう
倉林・紙議員が報告
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農業従事者「きめ細かい支援必要」
農業の課題と今後を考えるつどいが9日、京都府福知山市で開かれ、130人が参加しました。日本共産党京都府委員会などでつくる実行委員会が主催しました。
日本共産党の紙智子、倉林明子両参院議員、原田完京都府議が報告し、農業者と活発に意見交流しました。
紙議員は、世界の食料生産の8割が家族農業で支えられているとし、「国際的な流れは大規模化ではなく家族農業だ。国連も来年から“家族農業の10年”を決め支援を呼びかけた」と強調。安倍政権がこの流れに逆行し、農産物の歯止めのない輸入自由化や大規模化一辺倒で生産基盤を弱体化させたと批判し、安倍「亡国農政」の転換を訴えました。
倉林議員は、種子法復活法案を野党共同で提出したことを紹介。参加者の発言や要望を受け、農村振興や就農支援などさまざまな制度改善に向けた決意を語りました。
農業従事者から「後継者難で集落がもたない」「若い新規就農者も住居や運転資金に困りアルバイト頼り。きめ細かい支援が必要だ」などの実態とともに、「祭りを復活させるなど農村維持にがんばっている」「自民党農政に対抗し小規模、自然農法でやってきた」「戸別所得補償の復活をぜひ求めたい。万願寺トウガラシが台風で半分やられ、年金を充てている」などの要望、意見が相次ぎました。
大槻ふみ子府議予定候補(福知山市区)が司会を務め、ごの和史府議予定候補(舞鶴市区)が閉会あいさつしました。