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2019年1月7日(月)

広島の願いを署名に

市内で今年初の6・9行動

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(写真)「ヒバクシャ国際署名」への呼びかけに応じ、署名する外国の人=6日、広島市

 広島県原水協と県被団協(佐久間邦彦理事長)は6日、広島市内の繁華街で今年最初の「6・9行動」に取り組み、被爆者ら24人で「ヒバクシャ国際署名」と被爆者支援募金を呼びかけ、30分で62人の署名と募金が寄せられました。

 広島県被爆二・三世の会の尾野進会長は「今年は何としても、核兵器禁止条約が発効するよう願っています。核兵器なくせの願いを署名に託してください」と訴えました。

 日本共産党の大平喜信前衆院議員は、唯一の被爆国の日本政府が被爆者や平和を願う多くの人たちの願いに背き続けていると厳しく批判。「被爆地ヒロシマ、被爆国日本の世論と運動が条約発効への大きな力、大きなカギを握っている」と述べ、「今年は連続して選挙があります。憲法を守り、条約に参加する被爆国政府として当たり前の態度をとれる政治に変えていこう」と呼びかけました。

 広島で被爆した女性(86)は「敗戦後、平和な日本でこられたのは憲法9条のおかげ。核兵器はいりません。安倍政権は原発や沖縄の問題でも許せない」と怒りを込めて署名。別の女性(40)は「安倍首相は国のトップとして核兵器禁止条約へ賛同するべき」。5歳と2歳の子どもを連れた女性(37)も「核保有国へ追随するのではなく一般の市民の暮らしにこそ目を向けてほしい」と語りました。

 高見あつみ参院広島選挙区予定候補、中森たついち、近松さと子両広島市議、岡田良訓海田町議も参加しました。


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