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2019年1月8日(火)

核兵器ゼロへ 禁止条約発効の年に

東京・新宿駅前 新春の6・9行動

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(写真)多くの被爆者も参加して行われた、ヒバクシャ国際署名の訴え=7日、東京・新宿駅西口

 「ヒバクシャ国際署名」をすすめる東京連絡会(東京連絡会)と原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は7日、東京・新宿駅前で新年最初の「6・9行動」を行い、「青い空は」や「折り鶴」などを歌いながら、ヒバクシャ国際署名を呼びかけました。14団体、東京の被爆者でつくる東友会のメンバー22人を含む約60人が参加しました。

 東友会の大岩孝平代表理事や日本原水協の安井正和事務局長らが次々にリレートーク。各氏は、新年のあいさつとともに、核兵器禁止条約に69カ国が署名し、19カ国が批准していることや、今年にも禁止条約が発効されるのではと期待されていることを紹介。唯一の戦争被爆国である日本政府は率先して禁止条約に参加するべきだが、背を向けていると批判。日本政府の姿勢を変えるために、一人ひとりの行動と署名への協力を呼びかけました。

 署名に応じた東京・世田谷区の女性(78)は「広島生まれで、父は被爆者手帳を持っています。父は被爆体験を話すことは、ほとんどありませんでした。友だちにも被爆した人がいます。戦争も核兵器もなくさなければなりません」と語りました。

 東京・杉並区の女性(71)は「夫の両親が長崎で被爆しています。核兵器も原発もイヤなのでなくすべきです」と話しました。東京・新宿区の62歳の女性は「被爆国なのに日本政府は核兵器禁止条約に背を向けています。被爆国だからこそ率先して禁止条約に入ってほしい」と署名しました。


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