2019年1月18日(金)
閉会中審査で合意
衆院厚労委の理事懇
衆院厚生労働委員会の理事懇談会が17日開かれ、毎月勤労統計の不正問題について、厚労省から報告を受けました。与野党の理事から「言語道断」「腹立たしい」など厳しく批判する発言が相次ぎました。日本共産党の高橋千鶴子議員ら出席した野党議員は、統計偽造の経過や動機を明らかにするために、閉会中審査の開催を求めました。開会については与党理事は合意し、日程については引き続き与野党間で協議することになりました。
厚労省の定塚由美子官房長は「十分な資料を出せずに申し訳ない」と謝罪。過去の経緯と原因について特別監察委員会を設置して明らかにすると述べました。高橋議員は「特別監察委員会が調査していることを理由に、国会の場での『何も話さない』という態度はとらないように」と主張しました。