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2019年2月1日(金)

春闘共闘決起集会

安倍政権に退陣迫る

賃金・労働条件改善ともに

写真

(写真)春闘勝利に向け「団結がんばろう」と声をあげる参加者ら=30日夜、東京都内

 国民春闘共闘委員会と東京春闘共闘会議は30日夜、東京都内で春闘勝利に向けた決起集会を開きました。主催者あいさつに立った東京春闘共闘会議の荻原淳代表は、「今年、安倍政権を退陣させ政治を変えるたたかいはいよいよ正念場だ」と強調。「大幅賃上げと労働条件改善、市民と野党の共闘を広げて改憲阻止、安倍政権打倒に、全ての働く仲間が奮闘しよう」と呼びかけました。

 決起集会には約850人が参加。JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)日本IBM支部は、賃金減額を許さない裁判闘争について報告し、春闘でたたかう仲間を増やすと力を込めました。

 全農協労連は「食料、農業、地域を守るたたかいの先頭に立って、賃上げ、真の働き方改革を目指す」と述べました。

 首都圏大学非常勤講師組合は、非常勤講師の5年雇い止め撤回に続いて10年雇い止めも撤回させると表明。全教(全日本教職員組合)は、教職員の長時間過密労働の現状を語り「子どもたちの笑顔が輝く学校づくりのために運動を広げる」と訴えました。

 自交総連東京地連は、違法な白タク営業である危険な「ライドシェア」から乗客を守ると表明。東京土建は、ゼネコンの下請けいじめとのたたかいを紹介し「私たちが果たしている役割にふさわしい賃金、単価を勝ち取りたい」と決意を語りました。

 小田川義和代表幹事(全労連議長)が「職場と地域で春闘を全力でたたかい抜こう」と述べ、「団結頑張ろう」を唱和しました。


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